ヤニス・アデトクンボ

新加入のジェフ・ティーグもデビュー

バックスのヤニス・アデトクンボは、現地2日に敵地で行われたトレイルブレイザーズ戦で47得点12リバウンドという圧巻のパフォーマンスでチームを引っ張り、127-109での勝利に導いた。

フィールドゴール21本中18本(85.7%)を成功させ、得点とリバウンド以外にも3ブロック2スティールを記録したアデトクンボは、1967年のウィルト・チェンバレン以来となる1試合45得点10リバウンド超え、そしてフィールドゴール成功率85%超えという快挙を成し遂げた。

アデトクンボは「とにかくアグレッシブにプレーすることを心がけた。今日は、ペイント内で良いプレーができた日だった」と、感想を語った。このパフォーマンスにはブレイザーズのエース、デイミアン・リラードも「彼は他の誰よりも才能に恵まれている」とお手上げ状態だった。

バックスでは、先日セルティックスからマジックにトレードされた後で契約を解除され、フリーエージェントになって加入したばかりのジェフ・ティーグもデビューを果たし、ベンチから2得点1リバウンド2アシストを記録した。ホークス時代にマイク・ブーデンホルザーの指導を受けたティーグには、8年前にバックスに加入していたかもしれない過去があった。

2013年、制限付きフリーエージェントだったティーグは、バックスからのオファーにサインしたものの、ホークスがマッチして移籍は成立しなかった。ブレイザーズ戦後の会見で、8年前の経緯について聞かれたティーグは「きっと、このチームに来たのは運命だったのだろうね」と答えた。

トレードデッドラインまでにPJ・タッカーを獲得し、ドリュー・ホリデーの控えとしてベテランのティーグも獲得したバックスは、これからプレーオフに向けてチームの完成度を高めていく。