ルカ・ドンチッチ

「やっぱりマディソン・スクエア・ガーデンでのプレーは特別だね」

現地4月2日にマディソン・スクエア・ガーデンでニックスと対戦したマーベリックスは、ルカ・ドンチッチがチームハイの26得点8リバウンド7アシストを記録し、99-86で勝利した。

ヘッドコーチのリック・カーライルが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たため、この日はディフェンスコーディネーターのジャマール・モズリーが代理で指揮を執った。

ドンチッチは試合後のインタビューで、モズリーの初采配を称賛した。「ジャマールは僕たちに自由にやらせてくれた。『ディフェンスで相手を止めて、チームのプレーをやろう』と言ってもらえて、今日の後半は特に指示通りに実行できたと思う」

その言葉通り、マブスは49-46で前半を終えると、後半にギアを上げて50-40でニックスを上回り、3連勝をマークしている。「今日は良くなかった」と自身のプレーについては控えめに語ったドンチッチだが、今シーズンは42試合に出場して平均28.6得点、8.1リバウンド、8.9アシストとリーグトップクラスのパフォーマンスを続けている。この活躍を「アンストッパブル」と称えられたドンチッチは「そんなことはないよ。チームが勝てたから良かった。それが一番大事」と謙遜した。

『バスケットボールの聖地』とされるマディソン・スクエア・ガーデンでの試合を好むスター選手は少なくない。ドンチッチもその一人で「今日は観客も入っていたし、やっぱりファンがいるのといないのとでは、大きく違う。でも、やっぱりマディソン・スクエア・ガーデンでのプレーは特別だね」と語った。