ザイオン・ウイリアムソン

ジャズが得意な第3クォーターを40-24と圧倒して逆転に成功

現地3月1日、ペリカンズvsジャズの一戦。第3クォーターで40-24とビッグクォーターを作ったペリカンズが、リーグ首位を走るジャズを129-124で下した。

前半を終えた時点で59-64とペリカンズがビハインドを背負っていたが、後半になると前半9得点だったザイオン・ウイリアムソンが爆発する。200cm128kgの体格を生かしたポストプレーや高い位置からのドライブを次々と仕掛け、第3クォーターだけで15得点を記録してオフェンスを牽引した。

最終クォーター残り10分の時点で17点のリードを奪ったペリカンズだが、ここからジャズの猛攻を浴びる。ボーヤン・ボグダノビッチの3ポイントシュートやドノバン・ミッチェルのペイントアタックを止めることができず、残り47秒で1点差まで詰められた。しかし、ザイオンが残り30秒で得たフリースローを2本とも沈めると、残り15秒ではディフェンスリバウンドから速攻の機会を作り出し、ジョシュ・ハートがダンクシュートを決めて勝負アリ。こうして逆転を許すことなくペリカンズが勝利した。

この試合ではザイオンが26得点10リバウンド5アシスト、ブランドン・イングラムが26得点4リバウンド5アシスト、ロンゾ・ボールが23得点7リバウンド8アシスト2ブロックを記録した。

ロンゾは試合後の会見で40-24とビッグクォーターとなった第3クォーターについて、「僕たちはロッカールームで、『エネルギーを出していこう』と後半に向けて話していた」と言う。「今シーズンのジャズは第3クォーターで素晴らしいプレーをしているし、そこでゲームを支配することは分かっていた。だから、僕たちは第3クォーターにフォーカスして、やるべきことを果たした」

ロンゾが言うように、ジャズは試合中の修正力が高く、特に第3クォーターでのパフォーマンスはリーグトップクラスの数字を記録している。その第3クォーターでオフェンスを牽引したザイオンは「僕はチームメートにエネルギーを与えたいと思ってプレーしていたし、それが僕の仕事だよ」と言い、こう続けた。「前半で相手のディフェンスを理解したから、後半ではディフェンスを読みながらアタックすることができたよ。その部分は手応えを感じている」

一方、敗れたジャズのドノバン・ミッチェルは「ペイントエリアを守ることができなかったし、どんな形であれ守らないといけなかった」と振り返った。ミッチェルが言うように、この試合ではペイントエリアから74得点をペリカンズに与え、今シーズン最多の129失点を喫した。ミッチェルは言う。「僕たちはみんな動揺している。だって疲れていたわけでもないのに、こういう結果になったんだから。それにペリカンズが予期せぬプレーをしてきたわけでもない。ただただ、僕たちに緊迫感がなかっただけだ」

ペリカンズは15勝19敗とまだ借金を抱えてはいるが、リーグ首位を走るジャズを相手に挙げたこの1勝は大きな意味がある。この勢いを次戦に繋ぐことができるか注目だ。