ドレイモンド・グリーン

「一人だけでアシストはつかない。だから、これはチーム全員の努力の結果」

ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、現地2月20日に行われたホーネッツ戦で、チームの敗戦に直結する大きなミスを犯した。

ジャンプボールを巡る審判の判定に激怒し、過剰に反応してしまったことで退場処分を受け、チームも逆転負けを喫した。その後チームに謝罪し、軽率だった行為を猛省したグリーンは、その後はトリプル・ダブル級のパフォーマンスを続けている。

そしてホームに戻って迎えた現地26日のホーネッツ戦で、グリーンはキャリアハイの19アシストに加えて11得点12リバウンドを記録し、トリプル・ダブルをマーク。チームも130-121で勝利し、今シーズン初の3連勝を記録した。

ホーネッツ戦に向けて「きっちり取り返さないといけない」と語っていたグリーンは、試合後コートでのインタビューに応じた際に「シャーロットでの一戦では苛立つようなこともあった。でも、プレーで挽回することが大事だ。言いたいことを言うことはできるけど、コートできっちりやり返さないといけない。前回の対戦からプレーで結果を残せていると思う」と語った。

グリーンは、キャリアハイのアシストについて「チームメートのおかげ」と謙虚な姿勢を崩さなかった。「アシストがついたということは、チームメートのプレーが素晴らしかったということ。一人だけでアシストはつかない。だから、これはチーム全員の努力の結果さ」

コンディションも好転し始めたと語ったグリーンは、ウォリアーズに欠かせないリーダーという立場を取り戻した。シーズンMVP争いに加わっているステフィン・カリーに続いて、グリーンが本来のパフォーマンスをコンスタントに発揮できれば、後半戦のウォリアーズは楽しみな存在だ。

次の試合から王者レイカーズ、トレイルブレイザーズ、サンズ、クリッパーズとの敵地4連戦を迎えるウォリアーズ。『有言実行』の男グリーンが、上位陣を相手にチームを勝利に導けるかどうか注目だ。