ダニーロ・ガリナーリ

「歴史に名を残すのはいつだって素晴らしいことだ」

ホークスのダニーロ・ガリナーリは、現地2月24日のセルティックス戦で12本中10本の3ポイントシュートを成功させ、1試合の3ポイントシュート成功数の球団記録を更新した。チームも127-112で勝利している。

ガリナーリはベンチからの出場で33分プレーし、シーズンハイの38得点と6リバウンド2アシスト2スティールを記録。この日は試合序盤からシュートタッチが良く、前が空けば迷わずシュートを放ち、ディープ3ポイントシュートも次々と沈め、前半だけで8本中7本の3ポイントシュートを成功させてオフェンスを牽引した。

ガリナーリは試合後の会見で「歴史に名を残すのはいつだって素晴らしいことだ。もちろん、今回のように記録を打ち立てて、なおかつ試合に勝つことができたら最高だよ」と喜びを語った。

チームメートのジョン・コリンズは、この日の主役であるガリナーリについて「彼はすごかったね」とコメントし、こう称えた。「今日の彼はミスをする気配がなかった。彼のように絶好調で燃えている選手がいると、僕たちはもっともっと彼のプレーを見たくなるんだ。今日は彼が燃え尽きるまで、全員がパスを与えようとしていたよ」

オフシーズンにサンダーからホークスに移籍したガリナーリは、ここまで平均11.8得点、3ポイントシュート成功率42.1%を記録している。開幕前には「今の僕は個人のことは全く気にしない。チームの成長が第一、そこで何か足りない部分を僕のプレーで補えるのであれば、それはコート上で示したい」と語っていたガリナーリは、若手が多いホークスでチームファーストを貫きつつも自身のプレーを披露している。