カイリー・アービング

レブロン「今日は力を発揮できなかった。ネッツを称えたい」

現地2月18日に行われたネッツvsレイカーズの一戦。自慢のオフェンス力を発揮したネッツが最大リード25点を奪い、109-98で勝利した。

ネッツはケビン・デュラントが左ハムストリングの負傷で3試合続けて欠場したものの、ジェームズ・ハーデンが23得点11アシスト、カイリー・アービングが16得点7リバウンド5アシスト、ティモテイ・ルワウ・キャバロが8本中5本の3ポイントシュートを決めて15得点、ジョー・ハリスも7本中6本の3ポイントシュートを成功させて21得点を記録。この日のネッツはフィールドゴール成功率49.4%、3ポイントシュート成功率も46.2%と高い確率で成功させ、100ポゼッションあたりの平均失点がリーグ最少(105.5)のレイカーズディフェンスを攻略した。

アービングは「楽しかった」と試合の感想を振り返った。「レギュラーシーズンでディフェンディング王者と対戦する機会も限られているし、もしかしたらNBAファイナルで対戦する可能性があるチームだ。今回の西海岸遠征では、チームの現在地を知りたい。今日の勝利についてはチームでも話題になるだろうけど、あくまでもこれはレギュラーシーズンの一試合だ。それでも面白かったよ」

それでも、アービングは「次は万全の状態でぶつかることになる。今日も万全の彼らと対戦したかったし、そうなると思っていた」と語った。

レイカーズは、右ふくらはぎの状態を悪化させたアンソニー・デイビスが負傷欠場。それだけでなく、試合開始直前になってポイントガードのデニス・シュルーダーが新型コロナウイルス健康安全プロトコルの対象になってしまい、試合に出られなくなった。指揮官のフランク・ボーゲルによれば、シュルーダーの復帰時期は未定だ。

レブロン・ジェームズは「AD(デイビス)がいなくて、先発ポイントガードのデニスもいないのは大きな痛手。ただ、主力が欠場したのは相手も同じで、お互いに万全ではなかった。今日は力を発揮できなかったよ。ネッツを称えたい」と潔く負けを認めた。チームは敗れたものの、32得点8リバウンド7アシストを記録したレブロンは、NBA史上3人目となる通算3万5000得点到達という大記録を成し遂げている。