コービー・ブライアント&デイヴィッド・ベッカム

コービーのラストゲームをコートサイドで観戦

コービー・ブライアントがヘリコプター事故で悲劇的な死を遂げてから1年が経過した。ヴァネッサ・ブライアントと3人の娘たちの元に花束が届いたのは、夫を失って2度目のバレンタインデーのこと。贈り主はデイヴィッド・ベッカムだった。ヴァネッサはSNSを通じてベッカムと妻のビクトリア、家族に感謝のメッセージを投稿している。

マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリー、そしてイングランド代表で活躍したサッカー選手のベッカムは、現役時代の後半にLAギャラクシーでプレーし、ロサンゼルスで暮らす中でコービーとの関係を築いた。どちらも社交的なセレブであると同時に、競技の違いを超えて相手をリスペクトできる性格だけに、2人が親密になるのは当然だったとも言える。

コービーが現役ラストゲームで60得点を挙げ、「マンバ・アウト」の名言を残した試合でも、ベッカムはコートサイドの席で友人に声援を送り、最後のプレーを見届けている。その関係はコービーが世を去った後も変わらないようだ。

花束に同封したメモで、ベッカムは子供たちの模範になるという点でコービーをどれだけリスペクトしていたかを書き記している。