タイリース・ハリバートン

ナゲッツ戦で自己最多の23得点

若い選手が中心のキングスは、現地2月6日に行われたナゲッツ戦を119-114で勝利し、勝率5割復帰(11勝11敗)を果たした。

直近7試合で6勝を記録したチーム内で目立った活躍を見せているのが、ドラフト全体12位でキングスから指名された新人のタイリース・ハリバートンだ。ナゲッツ戦でもキャリアハイの23得点を記録したハリバートンは、ここ7試合でチーム2位の平均22.1得点を記録するなど並のルーキーではない。

ハリバートンの最大の長所は第4クォーターの得点力だ。第4クォーターの平均得点は1年目の選手の中で2位の5.1得点で、ナゲッツ戦でも第4クォーターだけで3本の3ポイントシュートを含む12得点を決めてリード拡大に貢献した。

試合後の会見でハリバートンは勝負強い要因について「必要な時にビッグショットをもたらすだけ」と語った。「僕は試合に勝つのが好きなんだ。チームから『ビッグショットを決めろ』と言われれば、それを実行するだけ。チームメートにも『勝負どころでプレーを決める準備はできている』と伝えているし、準備を怠らないようにしている」

結果を残し続けているハリバートンは、NBAの試合を「チェスのよう」と形容している。「本当に些細な動きが効いてくる。今日だって、自分がフィニッシュやロブを狙っていたのを(ニコラ)ヨキッチは気づいていた。だからチームメートとのアイコンタクトだったり、ちょっとしたことが意味を持つ。まるでチェスのようだよ」

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