トバイアス・ハリス

レイカーズの開幕ロード連勝は10でストップ

レイカーズとセブンティシクサーズによる東西カンファレンス首位対決は、トバイアス・ハリスの決勝ジャンパーにより、シクサーズが107-106で勝利した。

第4クォーター残り2分を切った時点でシクサーズ がリードを7点とし(105-98)勝負アリかと思われたが、その後レイカーズはデニス・シュルーダーとケンテイビアス・コールドウェル・ポープが3ポイントシュートを成功させて1点差(104-105)に詰め寄る。そしてレブロン・ジェームズからのアシストを受けてアンソニー・デイビスが残り11.2秒にレイアップをねじ込み逆転に成功。ここでタイムアウトを取ったシクサーズは、ハリスを使う。ハリスはアレックス・カルーソとのマッチアップからインサイドにアタックし、残り3秒にプルアップジャンパーを決めて再び逆転に成功して大きな1勝をつかんだ。

試合終了後にチームメートから手荒い祝福を受けたハリスは「自信を持って打った」とラストプレーを振り返った。「トップ・オブ・ザ・キーからのアイソレーションがチャンスに繋がって、自分が得意なスポットを取れた。あのショットは、何度も何度も練習してきたものだからね」

シクサーズは13勝10敗で東カンファレンス首位をキープしているが、ハリスは「中にはウチが強豪とまだ対戦していないという意見もある。だから自分たちはチャンピオンの胸を借りて、チームの現在地を知りたかった」と語った。

開幕から敵地で10連勝だったレイカーズは、今シーズン初めてロードで敗戦を喫した。34得点6リバウンド6アシストを記録したレブロンは、東の1位シクサーズについて「素晴らしいチームだと思う」と称えた。「エルトン・ブランドGMが素晴らしい仕事をしているからだし、ドック(リバース)がこれまでと同様に良いチームに仕上げている。東は複数のチームがカンファレンス優勝を争うだろうけど、シクサーズは自分たちがその輪の中にいると強く信じている」