ジョエル・エンビード

相棒のシモンズについては「彼のおかげで僕の仕事は点を取ることだけでいい」

セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは、現地20日に行われたセルティックス戦での42得点に続き、同22日に行われたライバルとの連戦2試合目でも38得点11リバウンドを記録し、122-110での勝利に貢献した。

前半終了時点で49-52と劣勢だったシクサーズだったが、エンビードが第3クォーターだけで11得点、チームも42-28で圧倒してリードを奪って勝利し、東カンファレンス首位をキープしている。

エンビードは試合後のコートインタビューで、開口一番にセカンドユニットのディフェンスを称えた。「まず言いたいのは、ウチのセカンドユニットの守備について。僕は今シーズンの年間最優秀守備選手賞を狙っているけれど、ウチには他にも狙える選手がいる。前の試合でも素晴らしかったけれど、マティース(サイブル)は今日も素晴らしかった。セカンドユニットが守備で試合を掌握していた」

エンビードは、相棒であるベン・シモンズに関する質問にも率直な意見を語っている。オールラウンドなプレーヤーとしては評価が高いシモンズだが、エンビードのように突出したスタッツを残す試合は多くない。しかし彼は「ベンは素晴らしい選手で、ウチのプレーメーカー」とコメント。「僕がプレーメーカーを担う必要がないほどにね。彼がチームとボールを回してくれているおかげで、僕の仕事は点を取ることだけでいい。それに、彼の守備はリーグでもトップクラスだよ」

つい最近まで新型コロナウイルスの影響により出場可能な選手の数が限られ苦戦を強いられたシクサーズだったが、セス・カリーも復帰し、ようやく面子が揃った。ライバルとの連戦を連勝で終えた勢いに乗って、次は敵地で開催となるピストンズとの2連戦に挑む。