島田慎二

中止はあくまでもオールスターゲームのみ

Bリーグは昨夜(1月9日)、茨城県水戸市のアダストリアみとアリーナで1月15日と16日に予定されていたオールスターゲームの開催中止を発表した。それに伴い、島田慎二チェアマンは今日、会見を行った。

島田チェアマンは開催中止について、「ここ数日で茨城県、水戸市でのコロナの感染状況が悪化し、この急激な状況を鑑みると、水戸市さんが急遽、このような決断を下したことは我々も重々理解しております」とコメント。「水戸市さんからの要請を受けて、Bリーグのガイドラインにある『自治体の了承を得て開催する』という目的が達成できないため、開催中止を判断いたしました」と開催中止について説明した。

しかし、今回の水戸市からの要請内容はあくまでもオールスターに限ったものであることも説明している。「今後、茨城ロボッツのホームゲームは水戸市で開催されていきますが、レギュラーシーズンに関しては引き続き自治体として、試合を続行していくことを認めていただいております。あくまでもオールスターゲームはお祭りであり、全国から同じ場所に多くの人が集まるということで難しい決断をしました」

今年度のオールスターゲームは開催中止になったが、Bリーグは今後も『バスケットボールで日本を元気にする』というチャレンジは続けていく。そのチャレンジのためにもBリーグはクラブや選手を守らなければならず、そのためにはレギュラーシーズンを続行していくことが重要だ。島田チェアマンは言う。

「あくまでもリーグ戦を最後まで続行するために、我々の出来得るベストを尽くしていくことをお約束したいと思います。感染防止対策を行い、選手、ファンの皆様の安全を第一に考えながらも、強い意志を持ってリーグ戦を続行していくために、精一杯務めて参ります」