トレイ・ヤング

ケガ人を多く抱えるも新戦力が活躍

ホークスはオフにダニーロ・ガリナーリ、ボグダン・ボグダノビッチ、ラジョン・ロンド、クリス・ダン、ソロモン・ヒルを補強し、ドラフトでは全体6位でオニエカ・オコングを獲得するなど、トレイ・ヤングのサポーティングキャストとしては申し分ない戦力を集めた。そのホークスは13日に行われたマジックとのプレシーズンマッチに116-107で勝利した。

昨シーズンのホークスは3ポイントシュート成功率が33.3%でリーグワーストだったこともあり、質の高いシューターの獲得がオフの補強の最優先事項だった。ボグダノビッチが10本中4本、ガリナーリが6本中2本、ヒルが5本中2本、ヤングが8本中4本、2年目のディアンドレ・ハンターが3本中2本を成功させ、この試合ではチームの3ポイントシュート成功率は39.5%と改善されていた。

「ウチはまだ一緒に学んでいるところだし、コンディションを上げている最中だ」とハンターは試合後にコメントした。「しばらく試合をしていなかったし、試合用の身体を作るのと練習用の身体を作るのは別物だよ。コンディションを上げること、状況判断を向上させること、コート上で他の選手がどこにいるのか把握することに取り組んでいる」

プレシーズンマッチということもあり、ホークスはケガなどで欠場した選手が多かった。2年目のキャム・レディッシュは右足首痛、ロンドは右ひざ痛、ダンは右ひざ関節の違和感、オコングは左足種子骨の炎症のためそれぞれ大事を取った。

この試合で21得点、7アシストを記録したエースのヤングは、今後試合数が増えてくればチームはさらに良くなるとコメントした。「プレシーズンマッチを利用してチームメートの特長を把握したい。それを目標に戦う。ここまでは順調に来ている。より多くのチームメートとより快適にプレーできるようになったと感じているし、すごくうまくいっているよ」