ポール・ジョージ

相棒レナードにもメッセージ「一緒にやりたい」

クリッパーズは2020-21シーズン開幕前に、ポール・ジョージと延長契約を結んだ。

ジョージは、クリッパーズと4年1億9000万ドル(約197億円)の契約にサイン。来シーズンはプレーヤーオプションを保持しているため昨シーズンの結果次第ではフリーエージェントになって移籍の可能性もあると見られていたが、ジョージは地元ロサンゼルスに留まることを決めた。

延長契約発表後、ジョージはあらためてクリッパーズ愛を語った。「自分自身、それからどこでプレーしたいかに関しては自信と確信がある。最終的には、球団にすべてを委ねた。僕はここが大好きだし、1年目に育んだファミリーのことも大好き。ここにいたい。ここが僕のホームだ。ここで今後の土台になるようなものを築き上げたい。キャリアで一番大きなレガシーを残したい」

「延長契約の話になる前から、僕はここにいたいと思っていた。代理人から延長契約の話があると教えられて、考えるまでもなかったよ。僕はクリッパーズでプレーしたい。今の自分の立ち位置を考えると、プレーしたいと思っていた球団で何かを残すことが重要だ。これまでに所属したチームのことも大好きだけれど、僕はこのチームで最大の功績を残したい」

ジョージは昨シーズンのプレーオフで本来の実力を発揮できず、カワイ・レナードとともに優勝を逃した原因として批判されている。リベンジに燃える彼は「ここで優勝する義務、トロフィーを勝ち取る義務がある。その責任がある」と力強く語った。

ジョージと同様に、相棒であるレナードも来シーズンはプレーヤーオプションになっている。ジョージがクリッパーズ残留を早々に決めたことで、再契約に気持ちが傾くかどうかは分からない。それでもジョージは、レナードについて「自分が延長契約を結んだ時と同じような気持ちにさせられるかも僕の責任だと思っている」と答えた。

「カワイが決めることだし、僕だって大人だから理解している。もし移籍するのなら、彼の考えを尊重する。これは僕の希望だけれど、彼とは僕の契約が満了するまで、もしくは彼の契約が満了するまで一緒にやりたい。彼が決断する時期になったら、僕もいろいろと動かないといけないね」