JJ・バレア

マーベリックス初となるドラフト外ルーキー

マーベリックスがJJ・バレアと1年260万ドル(約2億7040万円)のベテラン最低保証額で再契約を結んだと『ESPN』が報じた。

プエルトリコ出身のバレアは2006年にマブスに入団し、チームにとって初めてのドラフト外ルーキーとなった。178cmと小柄ながら、強靭なフィジカルとシュート力、そして高いバスケIQを駆使し、NBAキャリア14年間で平均8.9得点、3.9アシストを記録。ティンバーウルブズで過ごした2011年から2013年の3シーズン以外はマブスに所属し、来シーズンで在籍12年目を迎えることになった。

アキレス腱断裂から復帰した昨シーズンは、29試合に出場し平均7.7得点、3.9アシストと限られた役割しか果たせなかったが、若手が多いチームのメンターとして貴重な存在となっている。

昨シーズンのマブスは急成長を遂げた2年目のルカ・ドンチッチとクリスタプス・ポルジンギスを中心に勝ち星を積み重ね、4シーズンぶりにプレーオフ進出を果たした。36歳のバレアの出場機会は減少する可能性が高いが、ドンチッチとも強い関係を築いており、今後もロッカールームでのリーダーシップに期待がかかる。