山田愛

日本人初となるコンバイン挑戦

桜花学園での3冠や世代別日本代表に選出されるなど、輝かしい経歴を持つ山田愛は2019年にWリーグを離れ、海外リーグ挑戦を決めた。オーストラリアでプロ契約を勝ち取ったが、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中止となったために帰国を余儀なくされた。

3度の膝前十字靭帯損傷を乗り越えた経験を持つ山田だけに「あきらめる」という選択肢はない。山田は12月12日にアメリカのラスベガスで行われるコンバインに挑戦するために、クラウドファンディングを実施している。

コンバインはFIBA公認のエージェント、WNBAチームのコーチが集まる公開トライアウトのようなもの。そこで目に留まればアメリカやヨーロッパなど海外のチームとの契約に繋がる。このコンバインに参加できるのは、厳しい審査を通ったプロ経験のある選手のみ。挑戦するだけでも高いハードルだ。

海外チームとプロ契約を結びたい。日本のバスケを海外の有力者にアピールしたい。コロナにより夢や機会を失ったたくさんの人たちに、どんな状況でもやりたいことに向かって挑戦し続ける重要性を示したい。また日本の女子バスケの技術やスピード、シュート力は世界で通用するにもかかわらず、海外に挑戦する選手が少ない現状に、自分の挑戦で変化を起こせるのではないかと山田は考えている。

目標金額の100万円はすでに達成したが、支援が大きければ大きいほどこの挑戦が充実したものになることは間違いない。運命の12月12日、最高の状態でコンバインを迎えるためにも、支援の輪が広がることを願う。