クレイ・トンプソン

ケガは完治する見込み

練習中に右足アキレス腱を断裂し、すでに2020-21シーズンの全休が決まっているウォリアーズのクレイ・トンプソンが、現地11月25日に手術を受けた。『ESPN』によれば、手術はロサンゼルスの病院で行われ無事に成功し、トンプソンは完治する見込みだという。

トンプソンは、2019年のNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負ったが地道なリハビリを続け、2020-21シーズンから復帰予定だった。チームのミニキャンプでも精力的に汗を流す姿が見られ、ステフィン・カリーとの『スプラッシュブラザーズ』が1シーズンぶりに復活を遂げる予定だっただけに、今回のケガによる精神的なダメージは大きい。身体的な回復は見込めたとしても、トンプソンの完全復活には心のケアも重要になってくる。

昨シーズン15勝50敗でリーグ最下位に沈んだウォリアーズにとっても大きな痛手でしかなかったが、急遽サンダーからケリー・ウーブレイJr.を獲得した。短期間でチームケミストリーを築くことは簡単ではないが、球団はあくまでも優勝を狙う姿勢を明確に示している。