デション・トーマス

8試合に出場したカイル・バローンは退団へ

アルバルク東京はデション・トーマスが選手登録を完了し、次節の滋賀レイクスターズ戦から出場可能になったことを発表した。

トーマスは201cmのフォワード。昨シーズンはギリシャの名門パナシナイコスでユーローリーグに出場し、28試合でチームトップの平均13.9得点、4.4リバウンドを記録。コロナ禍により、昨年のユーローリーグはレギュラーシーズンで中断したが、この時点でパナシナイコスは14勝14敗で全18チーム中6位。このチームで、中心選手だったことが彼のすごさを端的に示している。

彼の合流が遅れたこと、コロナウイルス陽性の選手が出てしまい、A東京を指揮するルカ・パヴィチェヴィッチは「今のチームは多くのものが欠けています」と語っていた。それでも、チームは7勝3敗と好成績を収めている。トーマスが加わり『絶対王者』が真価を発揮する日が近づいたと言える。

またA東京は、カイル・バローンが『外国籍選手追加契約ルール』に基づき契約解除となったことも同時に発表した。バローンは8試合に出場し、平均11.5分のプレータイムで4.5得点、3.6リバウンドを記録していた。