ドリュー・ホリデー

シーズン再開後はサラリーの全額を寄付

ペリカンズのドリュー・ホリデーが2019-20シーズンのチームメート・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

チームメート・オブ・ザ・イヤーとは、『無私無欲のプレーやコート内外でのリーダーシップ。チームに対し献身的に貢献し、最高のチームメートとみなされた選手』に贈られるものだ。ホリデーは他のNBA選手による267票のうち53票を獲得し1位に輝いた。

ホリデーは2013-14シーズンからペリカンズでプレーし、2017-18シーズンからは出場したすべての試合で先発を務めている。今シーズンは61試合に出場し、平均19.1得点、6.7アシスト、4.8リバウンドを記録した。

ホリデーはクラブを通して「チームメート賞を授与してくれてありがとう」と感謝を語った。「この素晴らしい賞を受賞した偉大な選手たちと同じリストに入ることができて、信じられないぐらい光栄だよ。まずはNBAに感謝したい。ペリカンズにも感謝したいが、何よりもチームメートに感謝したい。彼らがいなければ、この賞を受賞することはなかった。みんなに感謝したいし、彼らの幸運を祈るよ」

ペリカンズのバスケットボール運営部門副社長のデビッド・グリフィンもホリデーの受賞について「コート上でもコート外でも、この賞が意味するものをドリューほど体現できている選手はいないよ」とコメントしている。

ホリデーは元サッカー選手の妻とともに、シーズン再開後のサラリーを利用して、ニューオーリンズ、インディアナポリス、ロサンゼルス地域のコミュニティを支援する『Jrue and Lauren Holiday Social Justice Impact Fund』を7月に立ち上げた。

グリフィンは言う。「彼と奥さんが行ってきた活動を見過ごしてはいけない。彼は再開後の2019-20シーズンのサラリーを全額、社会正義のために寄付した。その行動や意思がドリューがどのような人間であるか証明しているよ。彼がペリカンズの家族の一員であることを光栄に思い、感謝している」