アンソニー・デイビス

「次の試合も『絶対に勝たないといけない』という気持ちで臨む」

今シーズンからレイカーズでプレーしているアンソニー・デイビスは、キャリア初優勝まであと2勝に迫った今も、シーズンを通して『先のことを考えるな。集中すべきは今この瞬間』というチームスローガンを忘れていない。

手負いのヒートが相手だけにシリーズ2連勝のレイカーズが有利なのは間違いないが、デイビスは全く油断していない。 試合後の会見でも、目の前の試合に集中することが重要と力説した。

「相手は攻守ともに戦えるチーム。たとえ20点、もしくは30点の差があったとしても彼らは反撃して来るし、プレーを決められるチームなんだ。ヒートを相手に気を抜くわけにはいかない。たとえチームのトップスコアラー2人、ベストプレーヤー2人がいなくても、代わりを務められる選手がいる。ヒートとは、そういうチームだ。彼らは毎試合でフィジカルに強いプレーができるし、アグレッシブにプレーする」

「今日も僕たちは『絶対に勝たないといけない』という気持ちで臨んだ。次の試合も、その次の試合も同じ気持ちで戦う」

相棒のレブロン・ジェームズと同様に、デイビスも第3クォーターに39点を許した守備に満足していない。彼はヒートの底力を警戒し、第3戦に向けてディフェンスの改善が必要と説いた。

「今日の試合でも15点近く決めた選手が何人かいた。ベンチから出てくる選手も点を取れる。相手をリスペクトした上でプレーに集中しないといけない。相手の力を警戒しながら、ウチのディフェンススキームを改善しないといけない。それが勝利に繋がる」