バム・アデバヨ

アデバヨはスロースタートについて「そういうチームじゃない」

ヒートはセルティックスとの東カンファレンスファイナル第3戦を106-117で落とし、シリーズは2勝1敗となっている。

この試合でヒートはペイントエリアからの得点が36点だったのに対し、セルティックスには60得点を許した。この結果に対しジミー・バトラーは、センターのバム・アデバヨの負担をチーム全員で減らさなければいけないと試合後に語った。

「簡単な話だけど、僕たちがバムの前で相手を止めなければいけない。僕たちはいつもリングを守るバムに多くを頼りすぎていた。彼はヘルプディフェンスが得意だし、ボールマンへのディフェンスだって素晴らしい。今でも十分にやってくれているけど、彼だって毎回僕たちを助けることはできない。僕たちはもっとお互いに助け合わないといけない」

また、アデバヨ本人はヒートのスロースタートについて「僕たちはそういうチームじゃない」とコメント。 勝利した第1戦、第2戦ともに序盤はセルティックスにリードを許したが、徐々にペースを上げて逆転勝利した。しかし、彼は「今の僕たちは前半でゲームを把握して、後半になるとアジャストしてスイッチを入れている。でも、そういうタイプのチームではないと思うんだ」と試合後に語った。

第3戦でも残り1分で5点差まで迫ったものの、結局は一度も逆転することなく敗れた。セルティックスのような優れたチームを相手に、ましてやプレーオフで勝利するためには、スロースタートから様子を探るようでは難しい。この試合での反省を第4戦でどう修正するのか、ヒートの戦いに注目したい。