テーブス海

男子バスケットボールカテゴリーでは最年少契約に

アディダスジャパンは今日、宇都宮ブレックスのテーブス海と複数年契約を締結したと発表した。なお、アディダスジャパンの男子バスケットボールカテゴリーでは最年少契約となる。

テーブスは兵庫県神戸市生まれの22歳、188cmの大型ポイントガード。東洋大学京北高校を中退して高2の夏にアメリカへと渡り、NCAAディビジョン1のノースカロライナ州立大学ウィルミントン校にスカラーシップ(奨学金)を得て加入。1年次から主力としてプレーし29試合に出場、NCAAディビジョン1全体2位となる平均7.7アシストを記録。昨シーズンの途中から舞台をBリーグに移し、宇都宮ブレックスに加入。昨シーズンは12試合に出場して平均プレータイム10.2分で5.8得点、1.8アシストを記録した。

昨シーズンはシーズン途中での加入ということもあり、宇都宮のディフェンスに苦戦したが、先日行われたプレシーズンゲームでは積極的なディフェンスを披露し、攻守に渡ってチームにエナジーを与えた。間もなく開幕する2020-21シーズンでの活躍も注目されている。

テーブスは「小さいころから大好きだったアディダスと正式に契約することができて、本当に嬉しく思っています」とコメントを発表し、こう続けている。「アディダスが大切にしている『クリエイター』というワードがあるのですが、僕はこれを『自分で自分の道を作れる人』ととらえています。僕自身、これまで前例のないことだらけの中で、すべての意思決定を自分で行ってきました。この『クリエイター』というマインドは、バスケットボールキャリアを通して忘れないようにしたいです。このような機会をいただけたことに感謝をしながら、アディダスとともに日本のバスケットボールを盛り上げていくことを楽しみにしています」