西カンファレンスは8位から11位までが1.5ゲーム差と混沌

NBAではレギュラーシーズン終了時に、各カンファレンスの8位と9位のゲーム差が4以内の場合は、8月15日からプレーオフ最終出場権を懸けたプレーインを実施することになっている。

現地8月9日、西カンファレンス8位のグリズリーズは、昨年のNBA王者ラプターズと対戦し99-108で敗れた。これにより西カンファレンスのプレーオフ最終枠を決める試合の開催が決定した。

決定戦の開催が確定した西カンファレンスでは、第8シードを巡る争いがより混沌としている。シーズン再開後のグリズリーズは1勝5敗と失速し、再開時点では3.5ゲーム差だったのが、現在9位のトレイルブレイザーズとの差は0.5ゲームに。スパーズも9日にプレーオフを争うペリカンズとの対決に勝利したため、グリズリーズとは1ゲーム差だ。そして、リーグ再開後は5連勝と好調のサンズも1.5ゲーム差にまで迫っている。

ライバルから激しく追い上げられているグリズリーズは決定戦進出を懸け、11日にセルティックス、13日にバックスと対戦する。両チームとも東カンファレンスのトップチームだけにグリズリーズにとっては厳しい対戦になることが予想される。

それでもラプターズ戦で17得点10アシストを記録したジャ・モラントは試合後に「現時点では決定戦のことは気にしていない。ラプターズ戦でのミスから学び、次のセルティックス戦で修正することだけに集中している」と意気込んでいる。

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