永吉佑也

副キャプテンは若き司令塔、寺嶋良が就任

京都ハンナリーズは今日、2020-21シーズンのキャプテンに永吉佑也が就任したことを発表した。また、副キャプテンには寺嶋良、オフコートキャプテンに内海慎吾が就任している。

小川伸也ヘッドコーチは「選手全員と面談して聞いた意見と、練習の様子を見た自分の意見を総合して決めました」と3人の就任についてコメントし、こう続けている。「キャプテンと副キャプテンの2人には、何かを求めるというよりも、『自分らしさ』を出していってもらいたいです。永吉選手には永吉選手らしく永吉選手のやり方で引っ張ってもらい、寺嶋選手は寺嶋選手らしく、頑張ってほしいと思います。そして、内海選手にはオフコートキャプテンとしてチームを支えてもらいたいと考えております」

キャプテンに就任した永吉は、青山学院大卒業後、東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)でプロキャリアをスタート。その後、2017-18シーズンから京都でプレーし、来シーズンで在籍4年目を迎える。昨シーズンは41試合中35試合で先発を務め、平均24.2分のプレータイムで5.0得点、2.8リバウンド、1.3アシストを記録。198cm115kgの体格を駆使してリバウンドやスクリーンなどの泥臭いプレーで京都のインサイドを支えた。

永吉はクラブを通して次のコメントを発表している。「私のキャリアの中では初のキャプテンであり、これまで以上に身が引き締まる思いです。練習から試合に至るまで、常に全力を尽くしてチームを引っ張っていきたいです。まだまだ未熟者な私ですが、チームメイトと応援してくださる皆様のために、精一杯頑張りたいと思います」

寺嶋良

「キャプテンをサポートしつつ、チームの目標達成に向けて頑張っていきます」

副キャプテンに就任した寺嶋は東海大出身のポイントガードで、昨シーズンの途中に京都に入団したばかり。しかし、当時は大学4年生ながら2月のリーグMVPに選ばれるなど、司令塔として個性的な選手が多い京都で見事なゲームメークぶりを披露していた。

寺嶋はクラブを通して次の意気込みを語っている。「プロとしての経験は浅いのですが、これまでの経験を活かしてリーダーシップを発揮し、キャプテンをサポートしつつ、チームの目標達成に向けて頑張っていきますので応援の方、よろしくお願いします」

また、オフコートキャプテンに就任した内海も次のコメントを発表している。「チームの目標とするアイデンティティー作りの為にチームで一番の理解者になれるよう懸命に取り組みます。また、コート上でチームのために誰よりも身体を張れる永吉と誰よりも勢いをもたらしてくれる寺嶋は素晴らしいリーダーシップを発揮してくれる存在であると日々の練習から感じています」