JJ・レディック

「彼らが高いレベルでプレーしている姿を見られるのはうれしい」

ペリカンズに所属するベテランのJJ・レディックは、今シーズンからザイオン・ウィリアムソンら若手が中心となったチームの未来に興奮している。

今シーズンは、ブランドン・イングラムがオールスターに選出され、ザイオンも年明けのNBAデビューから期待に違わぬ実力を発揮している。レディックは、チームを司令塔として引っ張るロンゾ・ボールの力も高く評価し、「まだピークに達していないのが恐ろしい」と称えた。

「BI(イングラム)もロンゾも成長している。まだピークに達していないのが恐ろしいね。若くて、身体にも恵まれている。天から贈られた身体の使い方を今も模索しているところだけど、2人は特に成長した。BIはオールスターに選ばれたし、ロンゾだって将来的にオールスターに選ばれると思う。2人の将来もそうだし、彼ら以外の若手の未来も明るいよ。若手の成長、彼らが高いレベルでプレーしている姿を見られるのはうれしい」

西カンファレンス8位の座を狙うペリカンズは、再開後のレギュラーシーズン8試合でプレーイン・トーナメントを戦う権利を十分狙える位置につけている。レディックは、オーランドでの練習にも手応えを感じている。

「チームは良い状態だ。他のチームと同じくらい実戦練習もできているし、接触ありの練習を8日間やれているから、追い込んだ練習ができている。この状況でも、NBAは非常に上手に対応していると思う」

イングラム、ロンゾ、ザイオンといった急成長中の若手を経験豊富なレディックが支えるペリカンズがプレーオフに進めるかどか、その戦いは7月30日のジャズ戦からスタートする。