ドワイト・ハワード

「シーズンに加わってくれるのは本当にうれしい」

レイカーズのドワイト・ハワードは、アメリカ国内で大きなムーブメントになっている人種差別撲滅を訴えるため、一度は再開後のシーズン不参加を仄めかしていたが翻意し、チームのためにプレーすることを決断した。

先日、メディアとのリモートインタビューに応じたチームメートのカイル・クーズマは、様々な葛藤を抱えながらもオーランドの『バブル』に加わることを決めたハワードを称賛した。

「ドワイトはいつだってコート内外で人の役に立っているし、彼にエゴはない。みんなと同じ目標に向かって、努めてくれている。彼がチームに戻ってくれて、オーランドでのシーズンに加わってくれるのは本当にうれしい」

今はセカンドユニットの一員として与えられた役割に徹し、その陽気な性格でチームのムードメーカーでもあるハワードの評価はレイカーズに移籍してからうなぎのぼりで、それまでの『セルフィッシュ』というイメージは払拭された。ハワードはキャリア初のNBA優勝を成し遂げるためにも、再開後も主にディフェンスでレイカーズを支え、コートで全力のプレーを発揮してくれるはずだ。