JR・スミス

「グッドシェイプを維持していて、動きもキレていた」

優勝候補の一角であるレイカーズは、エイブリー・ブラッドリーがシーズン再開後の不参加を表明した後、その代役としてフリーエージェントだったJR・スミスと今シーズン終了までの契約を結んだ。

スミスは、キャバリアーズ時代にレブロン・ジェームズとプレーし、2016年のNBAファイナルではウォリアーズを相手に1勝3敗の状況からの大逆転優勝に貢献した選手。一度リズムに乗った時のオフェンスの爆発力はすさまじく、レブロンの一声でディフェンスに開眼して守備能力も高い反面、軽率なミスも少なくない『ムラのある選手』という印象が強い。

新たなチームメートになったスミスについて、レイカーズのダニー・グリーンが自身のポッドキャスト番組でコメント。スミスの印象については「仕上がっているように見えた」と語っている。

「自分が見た時には、シュートも決まっていたし、身体もシャープだった。どういう起用法になるかは分からないけど、僕が練習場で見た限り彼はグッドシェイプを維持していて、動きもキレていた」

グリーンが言うように、スミスが今のレイカーズにフィットするかはやってみなければ分からない。だがグリーンは、今シーズンの優勝に自信を持っている。

「誰がロスターにいようと、僕はチームメートを信頼している。それに、レブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスのような選手がチームを引っ張って、彼らを支える優秀なグループがいるんだ。だから、上手くいく方法を見つけてみせる」

しばらく実戦から遠ざかっていたスミスの加入により、レイカーズのケミストリーにどういう変化が起こるのか。特に長く一緒にプレーしたレブロンと再びタッグを組むことで、コート上でどんなパフォーマンスが生まれるのか。とにかく再開が待ち遠しい。