エリック・パスクホール

デビュー戦でレブロン、デイビスとマッチアップ

ウォリアーズのルーキー、エリック・パスクホールのNBAデビューは予想より早くやってきた。しかも、デビュー戦でいきなりNBAのベストプレーヤー2人とマッチアップすることになった。

パスクホールは先日、ポッドキャスト『The Full 48』に出演し、デビュー戦となったレイカーズとのプレシーズンマッチを振り返った。「僕の『NBAへようこそ』の瞬間は間違いなく最初のプレシーズンマッチだ。ベンチから最初に呼ばれるのが僕だとは思ってなかったよ。ヘッドコーチのカーが僕の目の前でにっこり笑いながら『エリック!AD(アンソニー・デイビス)を頼んだぞ』って言ったんだ。ADとレブロンとマッチアップすることになった」

試合はレイカーズが123-101とウォリアーズに大勝。レブロンは15得点8アシスト、デイビスは22得点10リバウンドだった。レブロンとマッチアップしたパスクホールは彼の身体能力の高さを目の当たりにした。「まずまずのプレーができたと思う。レブロンからは生まれて初めてパワーで圧倒された。僕はレブロンと対戦するまで自分を強い男だと思っていたから、クレージーな経験だった。次に対戦した時、二度とやられないようにやり返しておいた。ファウルになったけどレブロンに対しては上手くプレーできたと思う」

この試合でデイビスはパスクホールをはじめマッチアップしたウォリアーズの選手を圧倒したが、対戦が増えるにつれ上手く守れるようになったとパスクホールは話した。2月27日のレイカーズ戦では試合には敗れたものの、パスクホールはデイビスと同じ23得点を挙げた。

シーズンを通して彼が学んだものは、自分のペースでプレーできるようになったことと、デイビスのような一流選手はタフなショットでも決めてくるということだった。何よりパスクホールにとって大きかったのは、ヘッドコーチからの信頼を勝ち得たことだ。

「信頼を得たことで自信を持ってプレーできるようになった。僕がレブロンやデイビスをガードできるとコーチが信じてくれているから、楽しんでプレーできているよ」