山本柊輔

「チームの力になれるよう全力を尽くしていきます」

三遠ネオフェニックスは今日、山本柊輔を選手兼スキルデベロップメントコーチとして獲得したことを発表した。

山本は筑波大出身のポイントガード。Bリーグ開幕初年度からの2シーズンを山形ワイヴァンズでプレーし、2018-19シーズンはレバンガ北海道でB1に挑戦。昨夏には北海道を退団し、地元、静岡のバスケを盛り上げる活動を主体的に行った後、カナダリーグに挑戦する準備としてアメリカに渡った。アメリカではGリーグのトライアウトを受け、NBAキングスの傘下チームでのプレー機会を得ていたが、昨年10月にアルバルク東京からオファーを受けて、シーズン途中での加入を決めた。今シーズンは7試合に出場したが、12月末にA東京を退団している。

三遠の鹿毛誠一郎GMは、山本を「IQが非常に高いポイントガード」と紹介し、こう期待している。「若い頃から自主的にアメリカに渡り、スキルやメンタルを鍛えてきた山本選手がチームにいい風を吹かせ、チームの底上げに貢献してくれることは間違いありません」

山本もクラブを通して意気込みを語っている。「自分の持ち味であるピック&ロールとハードなディフェンスを武器に、新ヘッドコーチのバスケに順応して1日でも早くチームの力になれるよう全力を尽くしていきます」

「また、今回選手としてプレーをしながら、スキルデベロップメントコーチを兼任するという新しい挑戦もさせて頂くことになりました。プレーヤーとして、スキルコーチとして、オンコート・オフコートに関わらず、チームの力になれるよう精一杯取り組んでいきますので、熱い応援をよろしくお願いします」