村上駿斗

「B1の舞台で挑戦できることに喜び」

滋賀レイクスターズは今日、村上駿斗と今川友哲の獲得を発表した。

村上駿斗は24歳のコンボガード。山形南高校からスラムダンク奨学金でアメリカに渡り、帰国後はそのまま地元の山形ワイヴァンズと契約してプロに。山形で2年、広島ドラゴンフライズで2年、ライジングゼファーフクオカで1年と、24歳ながら5年のプロキャリアを持っている。昨シーズンは福岡でポイントガードとしてプレーし、47試合すべてに出場して平均19.8分のプレータイムで7.0得点、2.9アシストを記録した。

村上にとってはB1初挑戦。「コロナウイルスの影響により、スポーツ界も厳しい状況にある中、プロバスケットボール選手として今シーズンもプレーできることに感謝しています。また、B1の舞台で挑戦できることにも喜びを感じています。得意のペイントエリアへのアタックとジャンプシュートでチームの勝利に少しでも貢献したいです」と、クラブを通じて抱負を語っている。

今川友哲は明治大から秋田ノーザンハピネッツに加入したパワーフォワード。ルーキーイヤーの今シーズンは秋田で17試合に出場するも、外国籍選手に加えて帰化選手のウィリアムス・ニカもいるチームで存在感を出せず、10分以上コートに立ったのは2試合のみ。2月にライジングゼファーフクオカへレンタル移籍することになった。B2の福岡では先発も経験し、これからというところでリーグは中止となっていた。

滋賀の西村大介社長兼GMは「195cmの長身ながらガードポジションの選手の動きにもついていけるフットワークと、何でもそつなくこなすオフェンススキルを合せ持つ高い潜在能力の持ち主です。今までは4番ポジションでの起用が多かったと思われますが、将来的には3番(SF)で開花する可能性も有ると期待しています」と今川へ期待を寄せる。

今川はクラブを通じて「僕の武器はディフェンスなので、是非アグレシッブなディフェンスに注目してみてください。昨シーズンのレイクスターズの勢いを引き継いで、チームの力となれるよう頑張ります」とのコメントを発表している。