トレイ・ヤング

「今は仕上がっていないけど再開には間に合わせる」

ホークスのトレイ・ヤングは先日、ESPNの『One Team Speaker Series』に出演し、現在のコンディションやプレーするモチベーション、プレーしたい球団など様々な質問に答えた。

NBAは早ければ来月にも2019-20シーズンを再開する可能性があるが、再開前に3週間のミニキャンプを行って、選手のコンディションを上げて試合のリズムを取り戻す計画がある。ヤングは現時点でレベルの高いパフォーマンスを発揮できる状態にはないと自覚している。

「今は必要な準備ができていない。しばらく走ってないしプレーもしていないからね。ボールにも触っていないんだ。ただ再開までには仕上げるつもりだ。必ず間に合うと確信してるよ。シーズンが再開されることになれば、ミニキャンプで体を絞り、プレーしてリズムを取り戻す。今は仕上がっていないけど再開には間に合わせる」

ヤングはチーム再建中のホークスの中心選手だ。今シーズンの平均得点は昨年の19.0点から29.6点へと大幅に増加、アシストもリーグ2位の9.3を記録している。そしてヤングは「ネガティブな評価や周りが僕に対して言ったことをモチベーションにしている」と語った。

「ネガティブなエネルギーはポジティブなものに変えようと努めている。僕についてネガティブなコメントをした人がいつかファンになって考えを変えてくれると願っているよ」

インタビューではNBAが4ポイントラインを追加する可能性が話題となったが、ヤングはそのアイデアに全面的に賛成だと答えた。「そうなれば僕は助かるよ。4ポイントプレーがたくさん見られるだろうね。シュートファウルでフリースローを貰えれば1回のポゼッションで5点取れることになる。僕らにとっては助かるし、4ポイントラインからのシュートを練習するよ」

そしてヤングは、ホークス以外でプレーしたい球団はというトリッキーな質問を上手くかわし、「ホークスで優勝を争えるチームを作るためにベストを尽くすよ。ホークスでチャンピオンになりたいんだ」と豪語した。