岸本隆一

来シーズンでチーム最長の9シーズン目に

琉球ゴールデンキングスは今日、岸本隆一との2020-21シーズンの契約継続を発表した。

岸本は沖縄出身の生え抜き選手で、2020-21シーズンでチーム最長の9年目のシーズンを迎える。今シーズンは37試合に出場し、平均プレータイム24.0分で11.9得点、1.9リバウンド、2.9アシストを記録した。スピードある突破力や持ち味の3ポイントシュートでチームに勢いをもたらし、琉球の西地区優勝に貢献した。また、昨夏に複数の主力選手が抜けた琉球をコート内外で支えてきた。

岸本はクラブを通して次のコメントを発表している。「来シーズンも琉球ゴールデンキングスでプレーできる喜びを感じています。多くの支えや日常に感謝し、チームにとって何がベストなのかを考え、プレーで示していきたいと思います。昨今の社会情勢と同じく、どんな困難な状況でも希望を失わず常に前進できるよう、コート内外問わず貢献できたらと考えています。誠意を待ってプレーいたしますので、来シーズンも応援よろしくお願いします。明るい未来が待っています!」

クラブは先日、岸本の指定難病を公表したばかり。指定難病がゆえに完治という診断は難しいと言われている。そのためクラブも「これからは別の試練に直面することもあるかと思います。これからも球団一同全力でサポートし、公私ともに岸本選手らしい活躍を願っております」とコメントを発表している。

琉球はこれまでに田代直希、ジャック・クーリー、並里成、満原優樹、牧隼利、ナナーダニエル弾、石崎巧、小野寺祥太、寒竹隼人、藤田弘輝ヘッドコーチとの契約合意を発表している。