他の国際大会も延期、中止を決定

新型コロナウイルスの影響はバスケットボールの国際大会にも及んでいる。FIBAは3月18日から22日までインドのバンガロールで開催予定だった3人制バスケットボール3×3のオリンピック予選トーナメント(OQT)の開催延期を発表した。

オリンピックのバスケットボールには男子と女子、5人制と3人制と4つあるうち、3×3の女子日本代表だけが開催国枠を与えられず、このOQTに参加して東京オリンピック出場権を取りに行くはずだった。まだ新型コロナウイルスの影響は広がりつつある中、代替開催日はまだ決まっていないが、FIBAは4月24日からハンガリーで行うユニバーサリティーオリンピック予選トーナメント(UOQT)よりも前にOQTを実施する必要があるとしている。

OQTでは出場権の3枠が決まる予定で、このUOQTで最後の1枠が争われる。FIBAは現在、IOC(際オリンピック委員会)とともにスケジュール調整を行っている。

また、2020年5月13日から17日まで中国の長沙で開催予定だった3×3アジアカップ2020を2020年9月に、2020年4月にレバノンで開催予定だったU16アジア選手権、オーストラリアで開催予定だったU16女子アジア選手権の大会中止も発表した。