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大物選手が加入したチームが顔を揃える開幕戦に

NBAが来シーズンの開幕週の対戦カードを発表した。10月17日、昨シーズンの王者であるウォリアーズとロケッツ、キャバリアーズとセルティックスの2試合で新たなシーズンが幕を開ける。

クリッパーズからクリス・ポールを獲得したロケッツは、ジェームズ・ハーデンとのケミストリーが試される注目チーム。ちなみに昨シーズンのウォリアーズはケビン・デュラントとの連携が構築できておらず、スパーズとの開幕戦に敗れている。『最強ポイントガードデュオ』を目指すハーデン&ポールのが機能するのか、それとも戦力の保持に成功した『スーパーチーム』が意地を見せるのか、最大の注目が集まる。

もう1試合は昨シーズンの東カンファレンス決勝カードが早くも実現。セルティックスは東カンファレンス1位でプレーオフに進出するも、決勝ではアイザイア・トーマスが第2戦から欠場したこともあり、1勝4敗でキャブズに完敗を喫し、シーズンを終えた。それでも今オフにフリーエージェントの目玉の一人であるゴードン・ヘイワードを獲得し戦力アップに成功している。デリック・ローズがキャブズでどのようなパフォーマンスをするかも含め、こちらも非常に楽しみなカードとなった。

翌18日にはセブンティシクサーズvsウィザーズ、ティンバーウルブズvsスパーズの好カードが組まれた。

シクサーズはドラフト全体1位のマーケル・フルツが加入し、ジョエル・エンビード、ダリオ・サリッチ、ベン・シモンズによる若手ユニット『FEDS』を結成し、楽しみな存在となっている。ジョン・ウォールとの契約を延長したウィザーズは、ブラッドリー・ビールやオット・ポーターなど、躍進を遂げた昨シーズンの主力メンバーがほぼ残り、東の上位は堅いと見られている。

ウルブズはブルズのエース、ジミー・バトラーを獲得し、さらにシックスマン賞を3度受賞したジャマール・クロフォードやタージ・ギブソンも獲得。大型補強で一気に飛躍しそうな気配がある。対するスパーズはマヌ・ジノビリが契約を延長し、実力者のルディ・ゲイを獲得。エースのカワイ・レナードを中心に、名将グレッグ・ポポビッチが作り上げるチームは今年も安定感抜群だろう。勢いのウルブズと安定のスパーズの対戦は楽しみだ。

そして19日にはニックスとサンダー、クリッパーズとレイカーズが初戦を迎える。

NBA屈指の人気を誇るニックスに対し、ラッセル・ウェストブルックとポール・ジョージのオールスターコンビの実力が試される一戦となる。

また開幕カードと合わせて、クリスマスゲーム5試合の対戦カードも発表された。もはやクリスマスにはお馴染みのキャブズvsウォリアーズ、ロケッツvsサンダー、セルティックスvsウィザーズ、ウルブズvsレイカーズ、シクサーズvsニックスと、開幕カードに勝るとも劣らないラインナップとなった。