文=鈴木健一郎 写真=鈴木栄一

東京オリンピックの日本代表に多くの選手を送り出したい

アルバルク東京は今日、都内で新体制発表会見を行った。

新ヘッドコーチのルカ・パヴィチェヴィッチ、そして小島元基、馬場雄大、ランデン・ルーカス、安藤誓哉の新加入選手4名が参加する中、林邦彦代表は「昨シーズンは最後の一押しが足りなかった。最後の勝負どころで力を発揮できるチームになりたいと思っております。この4人を加えて、より質の高いバスケットボールをお見せすることを約束します」と宣言。

林代表はこう続ける。「日本人選手のさらなる成長、若手育成をテーマにして、育成に定評のあるルカに来てもらいました。安定的に優勝を狙えるチームへのスキルアップを行い、2020年の東京オリンピックの日本代表にアルバルク東京の選手を多く送り出す、そんな強化をしたい」

またパワーフォワードのジャワッド・ウィリアムズ、センターのアレックス・カークと契約がまとまったことも発表された。

先日まで日本代表のテクニカルアドバイザーとして選手を指導したルカ・パヴィチェヴィッチは「チームにフィットする選手を探すことが重要で、編成には少し時間がかかって大変でした。特にBリーグには強豪が揃っています。日本人選手を獲得することはクラブにとってもチャレンジで、学ぶこともありました。その中でも、これから成長していく若い選手を獲得できました」と語る。来週月曜からチームは始動。「プレシーズンの7、8週間でしっかりと基礎を作ります」とルカは語った。

新加入選手のコメントは次のとおり。

小島元基
「まずチームとして優勝したいのが一つ、2つ目に個人としてこの東地区、またアルバルク内の競争が激しいのでそのことにとても魅力を感じ自分の成長につながると思ったからです」

安藤誓哉
「アルバルク東京の選手、フロントスタッフが一丸となって優勝を目指してる姿に先シーズンからものすごく惹かれました。今シーズンじゃ自分の力をすべて出し切って優勝に貢献できるように精いっぱい頑張ります。よろしくお願いします」

馬場雄大
「アルバルク東京を選んだ理由はルカヘッドコーチの下、高いレベルでバスケットボールができると思ったのと、整った施設で自分が最も成長できる場所だなと感じたからです。これから頑張ります」

ランデン・ルーカス
「とても興奮しています。日本に戻ってきてプレーできることを待ち遠しい気持ちでいます。自分の力を精一杯発揮してチームに貢献できるよう頑張っていきたいです」