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トンプソンは2019年にフリーエージェントに

ポール・ジョージはすでに、ペイサーズに来夏フリーエージェントとなって移籍する旨を伝えたとされる。来シーズン開幕までに大型トレードが成立する可能性が高い中、ジョージの本命は、地元ロサンゼルスを本拠地に置くレイカーズと噂され、来夏のレイカーズ入りが濃厚と見られている。

まだレイカーズ移籍が具体的な話になっていないにもかかわらず、『NBC Sports Bay Area』は、ジョージがウォリアーズのクレイ・トンプソンをレイカーズに勧誘していると伝えた。

現時点でトンプソンがウォリアーズを退団する可能性は低いが、今オフにはステフィン・カリーが『スーパーマックス契約』を結び、ケビン・デュラントとの再契約もほぼ確実。ウォリアーズは、同じくフリーエージェントになるアンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンとの契約問題を抱えている。

さらに2019年にはトンプソンが、2020年にはドレイモンド・グリーンが契約満了を迎えるため、優勝メンバー全員をチームに残すには、選手に年俸減額を受け入れてもらうしか方法がない。だが、それがどこまで現実的な選択肢なのかは怪しい。

少なくともカリー、デュラント、トンプソン、グリーンが揃う2019年までは毎シーズン優勝候補筆頭と言えるだろうが、トンプソンの決断次第で『スーパーチーム』も解散という流れになりかねない。

レイカーズがジョージを獲得すれば、西カンファレンスを代表する名門再建のスピードも上がる。ここにトンプソンが加われば、NBAの戦力図は大きく変わるに違いない。