写真=Getty Images

シクサーズの『救世主』はデビューに向け着々と準備

昨年のドラフト全体1位指名を受けたベン・シモンズ。足の負傷が完治せず、球団は大事をとって昨シーズン全休という判断を下したが、シモンズは来るべきNBAデビューに向けて着々と準備を進めている。

シーズンオフに入り休暇を楽しむ選手が多い中、シモンズは秋のトレーニングキャンプに向けて始動。しばらく公の場に姿を現していないシモンズが何をしているのか気になるシクサーズファンも、チーム公式Twitterが投稿した動画を見れば、一安心どころか、早くプレーを見たいと思うだろう。

シクサーズ公式Twitterは、シモンズがチームの練習施設で披露したド派手なワンハンド・ダンク映像を公開した。

おそらく練習後の一コマと思われるが、上半身裸のシモンズは練習場の壁にボールをぶつけ、走り込みながらバウンドしたボールを掴み、左手1本によるワンハンド・ダンクを叩き込んでいる。

この動画を見る限り、すでに身体はきっちり絞ってあり、昨秋のトレーニングキャンプ最終日に骨折した右足第5中足骨基部も完治した様子。今年のドラフト全体1位指名選手マーケル・フルツの加入により誕生した新若手ユニット『FEDS』(フルツ、ジョエル・エンビード、ダリオ・サリッチ、シモンズ)への期待も高まるばかり。

特に1年間我慢を強いられたシモンズは『欲求不満』を溜めているはず。新シーズン開幕早々から『救世主』と期待される万能型フォワードの大爆発が楽しみだ。