ドラフト全体1位指名を熱望するマーケル・フルツ、セルティックスとのワークアウトを終え「自分はここに相応しい選手」

2017/06/15
NBA&海外
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写真=Getty Images

アイザイア・トーマスと同じワシントン大学の出身

6月22日に行なわれるNBAドラフト2017で全体1位指名の最有力候補と言われるワシントン大学のポイントガード、マーケル・フルツ。今年のドラフト候補はガード中心ではあるが有望な選手のひしめく『当たり年』と言われる中、最高の評価を得ている選手の一人だ。

フルツは先週、今年のドラフト全体1位指名権を獲得したセルティックスでのワークアウトに参加。フルツは相思相愛の関係と目されているセルティックのワークアウトを終え、ホームアリーナのTDガーデンを見学した後、『ESPN』の取材に対し「ここは自分に相応しいと感じている」とコメント。全体1位指名候補らしい大胆発言だが、それだけの実績をワシントンでの1年間で残している。

同大での1シーズン目、フルツは23.2得点、5.9アシスト、5.7リバウンドという圧倒的なスタッツを記録。セルティックスに指名されれば、エースであるアイザイア・トーマスとポジションが重なってしまうのだが、フルツは同大出身の先輩との共存は可能と主張する。

「彼ならシューティングガードとしてもプレーできるだろうし、自分だってシューティングガードとしてやれるかもしれない。ハスキー(ワシントン大のチーム名)という共通点があって、お互いに助け合えるだろうから、特別な関係になれると信じている」

この発言を聞く限り、フルツはもはやセルティックスから指名されるものと考えているようだが、今年のドラフトは少々ややこしい。

東カンファレンス決勝でキャバリアーズに敗れたセルティックスは、すでに東トップクラスの戦力を誇る。いくら鳴り物入りの実力を持っているとはいえ、再建を担う救世主を欲している万年下位チームとは異なり、今のセルティックスはルーキーがすぐにポジションを勝ち取ることのできるチームではない。

セルティックスにとって『当たり年』のタレントの中でも突出しているフルツは魅力的だ。だがそれ以上に、この全体1位指名権を活用することで、キャブズを上回るだけの補強ができるかもしれない。少なくとも、そのプランを検討してはいるだろう。

下位チームにとって、フルツは喉から手が出るほど欲しい存在。巷では、ブルズがジミー・バトラーを含むトレードをセルティックスと話し合っているという噂が聞かれる。フルツが才能を発揮するフランチャイズが決まるのは、ドラフト指名後になるかもしれない。