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キャリア4度目の優勝を目指すなら移籍することに

今夏ブルズからフリーエージェントになる可能性があるドウェイン・ウェイドが、6月11日にブルズのマネージメントと今後について話し合ったと『Chicago Tribune』が伝えた。

会談の内容は分かっていないが、ウェイドの契約には来シーズンのプレーヤーオプションが含まれている。オプションを行使すれば来シーズン2380万ドル(約26億円)の年俸が保証されるものの、行使せずフリーエージェントになることも可能だ。

地元シカゴに戻って初めての今シーズン、ウェイドは60試合に出場して平均18.3得点を記録。全盛期の爆発的な得点力こそ翳りが見られるものの、エースのジミー・バトラーを支え、ロッカールームでもリーダーシップを発揮している。

35歳のウェイドの現役生活も残り数年。もしキャリア4回目の優勝を求めるのであれば、ブルズに残るよりも強豪チームに移籍すべきだろう。だが、ウェイドはバトラーの才能を高く評価しており、その成長を見届けるために残留する可能性もないわけではない。

ただ、そのバトラーには移籍の噂が絶えない。今年のドラフト1位指名権を持つセルティックスが獲得を狙っているとの噂で、指名権と交換でブルズがトレードに応じる可能性もある。

ウェイドが来シーズンもブルズのジャージーを着て開幕を迎えるかどうかは、エースに対するチームの対応次第となりそうだ。