チーム刷新を進める琉球ゴールデンキングス、アルバルク東京の二ノ宮康平を獲得「うれしいと同時に大きなチャレンジ」

2017/06/07
Bリーグ&国内
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写真=野口岳彦

石崎巧に続くガードの加入でバックコートは充実

琉球ゴールデンキングスは今日、二ノ宮康平と選手契約を交わしたことを発表した。

二ノ宮は慶應大からトヨタへと進み、5シーズンを過ごした。旧NBLでも最も厚い選手層を誇るチームでシーズンを重ねるごとにプレータイムを得て、2014-15シーズンにはシーズンの約半分の試合に先発出場。伊藤大司、正中岳城と競争しながらステップアップしていた。

それでもBリーグ初年度の今シーズンはディアンテ・ギャレットの加入によりプレータイムが激減。初めてトヨタ以外のクラブでプレーすることを決めた。

二ノ宮はクラブを通して次のようなコメントを発表している。

「琉球ゴールデンキングスはファンの皆さんから本当に愛されているクラブであり、その一体感はBリーグの中でもトップクラスであると思っています。強豪クラブでありながら常に上へ上へとレベルアップをし続ける琉球ゴールデンキングスはとても魅力的なクラブでした。今回そのようなクラブからお声をかけていただき、とてもうれしいと同時に私にとって大きなチャレンジであり、身の引き締まる思いです。自分の良さを存分に発揮し、成長し、琉球ゴールデンキングスのさらなるレベルアップに貢献するため、全力を尽くします」

琉球では、すでに伊佐勉ヘッドコーチが退任し、日本代表のアシスタントコーチを務める佐々宜央を新たな指揮官に迎えることが決まっており、選手も約半数とは来シーズンの契約を結ばずにチームの刷新を進めている。

先に名古屋ダイヤモンドドルフィンズから石崎巧を獲得した際のリリースには「現状維持の先には停滞しかありません。貪欲に成長し続けることでしか、この厳しい世界では生き残れません」と、強烈な覚悟が記されている。

石崎がその経験を求められての加入だとすれば、二ノ宮は生粋のポイントガードとして、琉球の目指すスタイルに適しているからの起用だろう。サイズはない(170cm70kg)が早いテンポのゲームを作り出す点において、二ノ宮自身はそうでないにしても、いわゆる『沖縄のバスケット』にフィットする。また岸本隆一が自ら仕掛けて得点を奪うタイプであるのに対し、周囲を生かす『ガードらしいガード』の二ノ宮の加入は、プレースタイルのバランスも良い。

まだまだロスターには空きがある。この夏は琉球が移籍市場の主役を務めることになりそうだ。