サンロッカーズ渋谷が渋谷区長を表敬訪問、渋谷の活性化とともに『応援文化の向上』について意見を出し合う

2017/06/06
Bリーグ&国内
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文=丸山素行

SR渋谷の岡代表「渋谷で、青学で頑張っていきたい」

6月5日、サンロッカーズ渋谷代表の岡博章、事業統括部長の宮野陣、そしてキャプテンの広瀬健太が渋谷区役所を訪れ、長谷部健区長を表敬訪問した。

岡代表は「後半から少しずつチームの形ができつつあって、サクレ選手が入って少しずつ良くなりました。残念ながら頂点は取れませんでしたが、チャンピオンシップに出場することができました。引き続き渋谷で、青学(青山学院大学)で頑張っていきたい」とBリーグ初年度の成績を報告した。

NBLからBリーグとなったことで観客数は増加した。長谷部区長も「地元で(観戦に)行ってる人がなぜか僕に声をかけてくれて、『昨日行ってきたよ』と言われます。それは本当にうれしいと思います」とBリーグの盛り上がりを肌で感じたという。

新規ファンの獲得には成功した。次なるステップとしては『応援文化の向上』が必要だと長谷部区長は提言した。「『サンロッカーズ』を見に来るより『Bリーグ』を見に来てるという感じはしました」と広瀬は言う。声を出して選手やチームを応援するということがまだ、スタンダードになっていないことを象徴している言葉だった。

『本当のホームの温かさ』の実現を目指して

また広瀬はバスケット文化が根付いている沖縄や秋田などとのアウェー戦で、全員が同じ色の服を着て応援する光景を見て、「怖い」と感じたという。長谷部も「相手チームにそう思わせるということは、もう6番目の選手だよね」と言う。

対戦相手のブースターにとっては最大級の賛辞であるが、SR渋谷にとっては大きな課題。実際、宮野事業統括部長は「難しかったのは事実です」と言いつつも、「根強いファンが少しずつ出てきた。応援の声出しをしてくれるファンが出てきてくださいました」と来シーズンに期待を寄せた。

SR渋谷のチームカラーが黄色ということで、黄色い声援についても話が及んだ。その中で広瀬は「黄色い声援ももちろんうれしいんですけど、男性はバスケットのプレーを見て応援してくれてるなと感じます」と、様々なファンを獲得しつつあることを喜ぶ。長谷部区長も「もっと詳しくなって盛り上げたい。本当のホームの温かさを作っていきたい」と語った。

限られた時間ではあったが、ファンの話だけでなく来シーズンの戦いや地域密着についても、濃密な意見交換が行われた。

長谷部区長が「ダンクが増えると盛り上がるよね」と投げかけると、広瀬は「ホームの時だけリングを低くしてもらって頑張ります」と笑いを誘い、和やかなムードで表敬訪問は終了した。

長谷部区長「どれが広瀬選手のサイン?」 広瀬「これですね」