写真=野口岳彦

「1試合、1分、1秒の重みを感じながらプレーします!!」

秋田ノーザンハピネッツは今日、キャプテンの田口成浩との来シーズンの契約を結んだことを発表した。

5月14日、横浜ビー・コルセアーズとの残留プレーオフ1回戦で川村卓也の決勝ブザービーターに沈み、B2降格が決定。この責任を取る形で、長谷川誠ヘッドコーチが退任することに。秋田出身で、秋田で現役引退、この3シーズンはチームの指揮を執った長谷川が去ったことで、チームは再編へと舵を切った。

チーム再編の第一歩が地元出身のキャプテン、田口との契約更新だった。田口は次のようなコメントを発表している。

「地元秋田が大好きだからこそ、秋田を少しでも盛り上げられるよう、応援して下さる方々の笑顔を増やせるよう、目の前の自分がやるべきことに、死に物狂いで心を込めて取り組みます。その姿を見た皆様に、応援したい!もっと応援したい!と思ってもらえるよう全力で秋田の為に努力していきます! そして、何が何でも1年でB1に這い上がるために自分が先頭を切って、チャレンジする気持ちを常に持って、1試合、1分、1秒の重みを感じながらプレーします!! 今シーズンも秋田ノーザンハピネッツ、田口成浩をよろしくお願いします!!」

長谷川体制でのbjリーグのラスト2年は、プレーオフで準優勝、3位と結果を出していた。それだけにBリーグの壁に阻まれ、最後まで健闘しながらも2部降格となったショックは計り知れない。

秋田は名実ともに、田口を軸として再スタートを切る。