写真=Getty Images

オバマ前大統領ともプレーしたゴルフの腕前はセミプロ級

ウォリアーズのステフィン・カリーは、自他ともに認めるゴルフ好きとして知られている。その腕前はハンディキャップ1.7というセミプロ級で、過去には前アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏とラウンドした経験もある。

NBAのスーパースターでもあるカリーは、現在29歳。キャリア全盛期の真っ只中と言って差し支えはない。シュートを含む高度な技術もNBAトップクラスであるため、大きなケガがなければあと5年はトップレベルを維持できるだろう。そんなカリーは、『Golf Channel』のインタビュー番組に出演した際、NBAでの現役引退後にプロゴルファーへの転身を「考えたことがある」と明かした。

ただ、プロの頂点に立つ者として慎重に言葉を選び、次のように続けている。

「ただ、PGAツアーの選手たちがどれだけゴルフに時間を費やしているかを知っているから、軽はずみなことは言いたくない。僕も同じくバスケットボールに人生を注いでいるからね。もちろん、すぐにプロになれると考えているわけじゃなくて、本当に成功しようと思ったらとてつもない努力が必要になるだろうね」

聞き手を務めた元プロゴルファーのデイビッド・フェハティは、カリーにはゴルフをプレーする上で適切な姿勢を持っていると話している。

カリーは「自分が思うに、ゴルフに対する情熱はあると思う。何があっても乗り越えられる気がする。ただ、引退後の選択肢になるかどうかは分からない。NBAでのキャリアを終えるまでゴルフをプレーし続けるのは間違いないだろうけれどね」と語った。

常人離れしたシュートレンジの広さを持つカリーが、いつの日かバスケットボールからゴルフへと華麗なる転身を遂げる日が来るのかどうか。少なくとも、まだ当分の間はコートで躍動する姿を見せてくれるはずだ。