B3を戦い抜いてB2昇格を決めたライジングゼファーフクオカ、「日本で一番愛されるチームを作りたい」と未来図を語る

2017/05/11
Bリーグ&国内
31

文=丸山素行 写真=古後登志夫

当面の課題は観客動員数の増加

Bリーグはレギュラーシーズンが終了し、今週末からチャンピオンシップが開催される。B1とB2のポストシーズンはこれから始まるが、B3ではすでにシーズンを終了し、ライジングゼファーフクオカと金沢武士団がそれぞれB2へ昇格を決めた。

5月10日、Bリーグ理事会で昇格が承認されたことで、B2昇格が正式に決定。これを受けて福岡が昇格決定の会見を行った。祝いの席ではあるが、登壇した長尾洋二代表はただ喜ぶだけでなく、B2での観客動員について触れた。

「B2の条件の一つに3000人規模のアリーナで18戦を確保しなければいけないという規定があり、一番は観客動員を克服していかなければいけません。全社員、全選手も含めて、観客動員をどのようにしていけばいいのかを考え、全員で観客を集めることが大事です」

また福岡は実力はあっても面白みに欠ける球団ではいけないという信念の下、人気と実力を兼ね備えるチーム作りを目指している。長尾代表は「プレーだけではなくパフォーマンスも含めてファンに喜んでいただける、日本で一番愛されるチームを目指していきたい」と言う。

堀健太郎ヘッドコーチは昇格の要因をこう説明する。

「2月に体制が変わり、選手がプロ選手ということで勝つためにハードワークしてくれた結果が一番大きい。体制が変わり練習量が増え、バスケットのシステムも変わり、頭の疲労もあって苦しい時期があったと思いますが、そこも含めて全員で乗り越えて戦ってくれた結果。必ずB2に行くんだという気持ちが一番だと思います」

選手会長の加納督大は「福岡でバスケットをしているたくさんの子供たちに、夢と希望を与えられるようなプレーをして盛り上げて行きたいと思います」と抱負を語った。

『バスケの街』とも言われる福岡県を拠点にする福岡にとって、B2に昇格したことは観客動員を含めチームを活性化する追い風となる。B2で優勝し、最短でのB1昇格を目指す福岡の挑戦がこれから始まる。