写真=Makoto Kokushi

フリースタイルバスケットボール先進国の日本

フリースタイルバスケットボールの頂点を決める、『FREESTYLE BASKETBALL BATTLE日本一決定戦』がバスケ王国福岡県のとびうめアリーナで開催された。

フリースタイルバスケットボールとはバスケットボールと音楽やダンスを融合させた表現のことで、ただボールを持って踊るのではなく、超高速ドリブルや多彩なボールハンドリング、アクロバットなパフォーマンスを行うエンターテインメント性の高い競技である。ボール1つあればどこでも活動ができる身近さなどもあり人気を集めている。

2000年代初頭のNIKEのCMがきっかけとなり世界的にムーブメントが始まったとされ、日本のシーンは独自に積極的な大会運営がなされ、過去にも何度か世界大会で日本人が優勝している。その中で日本は「日本一=世界一」と謳われるほど世界トップレベルのフリースタイルバスケットボール先進国として君臨している。

今回の大会は北海道・東北・関東・東海・関西・九州の全国6地域で開催されたエリア大会を勝ち抜いた者、そして海外からの猛者が集結して行われた。

オープンクラスで優勝した競技歴11年の『BUG!?』は「この席は当分譲らないのでいつでもかかってきてください」とライバルのフリースタイラーたちにメッセージを送った。U-18クラスでは『YOH』が、チームバトルでは『Boom Box』がそれぞれ優勝した。

オープンクラスで3度目の優勝を果たした『BUG!?』
北海道大会を勝ち抜き、U-18クラスで優勝した『YOH』。
息のあった動きを披露しチームバトル部門で優勝した『 Boom Box』。