ウィザーズが『粋な演出』で腎臓移植待ちの13歳の少年の夢を叶える

2017/03/08
NBA&海外
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写真=Getty Images

ホームゲームで選手と一緒に入場した後、先発として紹介

3月5日にベライゾン・センターで行なわれたマジックvsウィザーズの一戦で、13歳の少年の夢が叶った。

ナイヤール・ペレス君は大のウィザーズファンで、ジョン・ウォールをステフィン・カリー以上の選手として尊敬している。2015年10月に慢性の腎臓病と診断されて以降、週に3度の透析治療を受け続け、腎臓移植を待っている状態と『Washington Post』が伝えた。

そんなペレス君の夢を叶えようと動いたのがボランティア団体『メイク・ア・ウィッシュ』で、3月5日のマジック戦で、ついに実現する運びとなった。

ウィザーズからプレゼントされたジャージーにあこがれのウォールからサインを入れてもらったペレス君は、終始笑顔を絶やさなかった。試合前の練習にも参加すると、試合直前には選手たちと一緒に円陣に加わり、一緒にコートに入場。

その後、ホームアリーナのアナウンサーから先発選手と一緒にコールされた。ファンのために、しかもレギュラーシーズン後半戦という大事な時期にこれだけのことを実現させられるウィザーズのハートと実行力には頭が下がる。

今年の1月に高血圧症を防ぐため2つの腎臓を摘出したペレス君は、移植リストの最上部に名前が載っているものの、適合する腎臓はまだ見つかっていない。しかし、コートサイドで迫力ある試合を見ていた間は、病気のことなど忘れてバスケットボールを楽しめたはずだ。病気が発覚する前まではコネチカット州のAAU選抜チームでポイントガードを務めていたペレス君の祖母は、『Washington Post』に「あの子は、『腎臓を移植したら、彼(ウォール)みたいにプレーする』と話していました」と語った。