文=鈴木健一郎 写真=FIBA.com

若きAKATSUKI FIVEの『世界への挑戦』に期待

昨年11月にバンコク(タイ)で行われたU-18アジア選手権で準優勝の成績を収めた日本代表は、今年7月に行われるU-19女子ワールドカップへの参戦が決まっている。2月1日、その組み合わせ抽選会が行われ、日本はハンガリー、オーストラリア、そして唯一まだ出場国が決まっていないアメリカ大陸枠とともにグループDに入ることになった。

組み合わせ抽選結果
グループA  中国、マリ、アメリカ、イタリア
グループB  プエルトリコ、ロシア、エジプト、スペイン
グループC  カナダ、ラトビア、フランス、韓国
グループD  ハンガリー、オーストラリア、日本、アメリカ大陸枠

イタリアのウディネで行われる本大会で、日本は7月22日にオーストラリアと初戦を戦う。翌23日にハンガリーと、そして25日にアメリカ大陸枠のチームと戦うスケジュールとなっている。

グループDで2位までに入れば、7月26日にはグループCの上位チームとベスト16で対戦。以後、28日に準々決勝、29日に準決勝、30日にファイナルが行われる。またグループDの3位以下になった場合も、順位決定戦が行われ30日までは試合が組まれる。

U-19代表チームは、この3月に高校を卒業する代、昨年末のウインターカップでプレーした世代の選手が中心とチームとなる。アジア選手権では決勝で中国に完敗を喫した日本代表だが、世界の舞台で大きな結果を残してほしいところ。若きAKATSUKI FIVEの『世界への挑戦』に期待したい。