文=バスケット・カウント編集部

滋賀レイクスターズ
西地区6位 6勝23敗(直近6試合の成績:●●●●●●)

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
西地区2位 18勝11敗(直近6試合の成績:○○○○○●)

好調を維持する名古屋D、オールスター組のプレーに注目

前節は格上の栃木ブレックスを相手に一歩も引かぬ戦いを見せて勝利をもぎ取るなど、ここに来て再び調子を上げている名古屋D。張本天傑、中東泰斗、笹山貴哉の若き日本代表トリオが好調をキープしていることに加え、ベテランの石崎巧もケガの影響を脱してプレーに冴えが出ており、チームとしてバランスが非常に良くなっている。滋賀は6連敗と低迷しているが、11月23日の対戦では74-81と競り負けて煮え湯を飲まされているだけに油断はならない。注目したいのはオールスターゲームでMVP級のパフォーマンスを見せたジャスティン・バーレル。リーグの顔になれるだけのポテンシャルを存分に発揮してもらいたい。

1月18日(水)19時00分試合開始@ウカルちゃんアリーナ


シーホース三河
西地区1位 21勝6敗(直近6試合の成績:○●○○○○)

大阪エヴェッサ
西地区3位 16勝13敗(直近6試合の成績:○○●●○●)

インサイドの『重量級センター』の攻防が勝利のカギを握る

前回の対戦では大阪のチームリバウンド数33に対し、三河はアイザック・バッツとギャビン・エドワーズの2人だけで30リバウンドを記録してインサイドを支配した。ディフェンスの意識が内に集まれば、オールスターでそれぞれ14得点を記録した比江島慎と金丸晃輔が外から射抜く。だがその一方で、インサイドを封じられたオールジャパンでは千葉に敗れた。三河相手に先手を取るには、まずはインサイドのパワー勝負で後手に回らないこと。その点、大阪のビッグマンは210cm120kgのエグゼビア・ギブソン、208cm125kgのジョシュ・ハレルソンと、208cm133kgのバッツに対してもサイズは十分。西地区首位を快走する三河に一泡吹かせたい。

1月19日(木)19時00分試合開始@ウィングアリーナ刈谷


琉球ゴールデンキングス
西地区5位 13勝16敗(直近6試合の成績:●●○●○○)

京都ハンナリーズ
西地区4位 13勝16敗(直近6試合の成績:●○●○●●)

宵っ張りの沖縄らしい『20時ティップオフ』は成功するか

13勝16敗と勝率で並ぶ両チーム。前回の対戦では京都に54-69と大敗した琉球は、ホームでの同一カード連敗は避けたい。年末には田代直希、津山尚大、渡辺竜之佑といった20歳そこそこの若手がアグレッシブなプレーで評価を高めており、このリーグ中断期間に彼らがチーム内にどれだけフィットできたか、また伊佐勉ヘッドコーチがどのような選手起用をしてくるのかに注目したい。また、少し角度の違う注目ポイントとしては、ティップオフが20時という遅い時間帯であること。宵っ張りの沖縄ならではの試合開始時間だが、琉球としても初の試み。より良いアリーナ観戦を模索する試みがうまく行くのか、今後のBリーグにとって実は重要な試合になるのかもしれない。

1月18日(水)20時00分試合開始@沖縄市体育館