文=バスケット・カウント編集部

大阪エヴェッサ
西地区3位 15勝12敗(直近6試合の成績:●○○○●●)

仙台89ERS
東地区4位 7勝20敗(直近6試合の成績:○●○●●●)

実力派外国籍選手によるインサイドの攻防がカギとなる

交流戦が始まってから好調だった大阪は、三遠と対戦した前節に第4節以来2カ月ぶりとなる同一カード2連敗を喫した。長いレギュラーシーズンで上位に入るには連敗しないことが大事。年明けのオールジャパンに向けて弾みをつける意味でも仙台に2勝したいところ。前節に動きの重かったエグゼビア・ギブソンとジョシュ・ハレルソンの復調がカギとなる。成績が上向かない仙台は高さのミスマッチをどう埋めるか。再契約でのチーム復帰から1勝10敗と勝利に貢献できていない昨シーズンのbjリーグMVP選手、ウェンデル・ホワイトの攻守に渡る働きに期待したい。

12月29日(木)17時00分試合開始@府民共済SUPERアリーナ
12月30日(金)13時30分試合開始@府民共済SUPERアリーナ


秋田ノーザンハピネッツ
東地区6位 7勝20敗(直近6試合の成績:●●●●●○)

富山グラウジーズ
中地区6位 3勝24敗(直近6試合の成績:○●●●●●)

bjリーグファイナルズ準決勝の再現、秋田はリベンジを狙う

東地区と中地区で最下位に沈む両チームの対決。それでも秋田も富山も秘める爆発力はリーグ上位クラス。両チームともに自分たちの長所を発揮することと同時に、相手のスイッチをいかに入れないかを意識しながら戦う必要がある。ちなみにこの両者は5月のbjリーグファイナルズ準決勝で当たっており、この時は秋田の外角シュートを封じたチームディフェンスがカギとなり富山が勝っている。リーグは変わっても当時の記憶は消えない。秋田がリベンジを果たすか、富山が『強かった頃』を思い出してステップアップするか。どちらも負けられない年内ラストマッチだ。

12月29日(木)18時00分試合開始@CNAアリーナ★あきた
12月30日(金)14時00分試合開始@CNAアリーナ★あきた


滋賀レイクスターズ
西地区6位 6勝21敗(直近6試合の成績:●○●●●●)

三遠ネオフェニックス
中地区4位 14勝13敗(直近6試合の成績:●●●●〇〇)

鈴木達也と長谷川智伸、拓殖大学の同期生対決に注目

12月に入り6連敗を喫した三遠だが、前節の大阪戦では2試合とも納得のいくパフォーマンスで快勝。6連敗中はチルドレス加入で連携構築が必要だったのと、A東京、千葉、三河とそもそも相手が悪かった。チルドレスが欠場した大阪戦での連勝は、思い切ったロスター改変に踏み切った三遠にとっては皮肉な結果でもあるが、不振脱出への好機でもある。また、拓殖大学時代の同期である鈴木達也と長谷川智伸の対決、並里兄弟のマッチアップにも注目したい。

12月30日(金)13時00分試合開始@ ウカルちゃんアリーナ
12月31日(土)13時00分試合開始@ ウカルちゃんアリーナ