「取材しづらかったNBAのスター選手は……」

12月10日、WOWOW放送センターにて視聴者を招いたNBA観戦会が行われた。

江東区辰巳の放送センターは、WOWOW NBAの収録が行われるスタジオがある。この日に生中継で放送されたロケッツvsサンダーの試合を、中原雄の解説付きで観戦した。実況の近藤祐司、ゲストの中村昌也といったWOWOW NBAファミリーの面々も収録の合間を縫って登場し、観戦会を盛り上げた。

またジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックの一騎打ちとなった試合は、終盤までもつれる展開に。最後の最後まで行方が分からない白熱ぶりで、会場に足を運んだNBAファンを沸かせた。

中継終了直後のスタジオを見学、その後は解説を担当した佐々木クリス、キャスターの長澤壮太郎、アシスタントの吉年愛梨も加わってトークショーを実施。現地取材の経験も豊富なWOWOW NBAファミリーから、様々な取材エピソードは裏話が飛び出した。

今夏のオフに日本を訪れたブラッドリー・ビール(ウィザーズ)が「紳士だった」というエピソードから話題は「取材しづらかったのは?」に転じ、長澤が「ハーデン。あんまり質問しないで、というオーラが出ていた」と明かせば、クリスは「カワイ・レナード。取り囲んでいる地元の記者が誰も質問しない雰囲気で僕が行かなければならなくなり、すごくドキドキした」と語った。

それでも、やはり総合的に見ると「人間性が良い選手でないとNBAでスターにはなれない」という話で意見が一致。長澤は「スター選手は人間ができていて、メディア対応にも慣れている。こちらがよほど敬意を欠くような振る舞いをしなければ、ちゃんと対応してくれる」と語る。

近藤が驚いたのはダーク・ノビツキー。「インタビュー時間になっても来なくて待たされることはよくあるが、ノビツキーは取材場所に10分前に来た。我々より先に来るなんてあり得ないので、慌てました」と言う。

NBAの中継を長年行っているWOWOWの『現場』を感じられる観戦会は無事に終了。中盤戦に入りますます熱くなるNBAに、さらに注目したい。

超絶ドラマチック!WOWOW NBAバスケットボール
注目カードを毎週5試合生中継

12/13(火)12時30分 トレイルブレイザーズvsクリッパーズ
12/14(水)10時00分 ティンバーウルブズvsブルズ
12/15(木)10時00分 キャバリアーズvsグリズリーズ
12/16(金)12時30分 ニックスvsウォリアーズ
12/17(土)12時15分 『スーパーサタデー!』マーベリックスvsジャズ
 

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