ウィル・ハーディー

フィズデイルがアソシエイトGMに就任

ジャズが新たなヘッドコーチとしてウィル・ハーディーと5年契約を結び、さらにアソシエイトGMにデイビッド・フィズデイルが就任すると『ESPN』が報じた。

ジャズはこれまで8シーズンを指揮し、西の強豪へと押し上げたクイン・スナイダーが辞任した。その後任を探し、少なくとも15人の候補者たちと面談を行った末ハーディーを選んだ。ハーディーはスパーズのビデオコーディネーターとしてキャリアをスタートさせ、その後アシスタントコーチに昇格。サマーリーグでは4年間ヘッドコーチとして指揮を執るなど、グレッグ・ポポビッチの下で経験を積んだ。今シーズンはセルティックスのアシスタントコーチとして過ごし、イメイ・ユドカの下でファイナル進出を支えた。現在34歳のハーディーは現役ヘッドコーチとして最年少となる。

また、フロントオフィスの採用も進めていたジャズは48歳のフィズデイルをアソシエイトGMとして迎えた。フィズデイルは2003-04シーズンからウォリアーズ、ホークス、ヒートでアシスタントコーチを務め、2014年からの2シーズンはアソシエイトヘッドコーチを務めた。その後、グリズリーズで2シーズン、ニックスで約2シーズン指揮を執り、今シーズンはレイカーズでアシスタントコーチを務めた。約18年間、ヘッドコーチやアシスタントコーチとして活躍してきたフィズデイルだが、今後は経営陣に転身し、ダニー・エインジCEOやジャスティン・ザニックGMと共にチーム運営をしていく。